クラブ・スーサイド完全版が配信決定!勝手におすすめしたいと思います

クラブ・スーサイド1 クラブ・スーサイド
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記事を読む前に、以下の注意文を読んで頂けますと幸いです。

  • 公式の利用規約に則り、この記事内では広告は外しています。
  • センシティブな内容が含まれるので、一部表現を伏字にして書きます。
  • 自〇など死生観に関連する言葉に不安・抵抗がある方、またそういった趣旨のゲームが不快に思う方はブラウザバックをお願いします。

 

去年のクリスマスからずっと発売&配信が延期となっていたクラブ・スーサイドというアンチロマンスADV。

私がこのゲームを紹介したのは2年前ですね。

[ゲーム感想]クラブ・スーサイドをプレイして思った良い点と惜しい点をレビュー
※この記事ではbooth&Dlsiteで販売中の「クラブ・スーサイド」の感想をネタバレ抜きで語っていきます。 また、こちらの感想は完全版が配信される以前に書いたものです。 完全版とは内容が一部異なる部分があるので、感想を読む際はご注意くださ...
[ネタバレ注意]クラブ・スーサイド 全キャラをプレイした感想を思うままに語ってみた
※こちらの感想は完全版が配信される以前に書いたものです。 完全版とは内容が一部異なる部分があるので、感想を読む際はご注意ください。 記事を読む前に、以下の注意文を読んで頂けますと幸いです。 公式の利用規約に則り、この記事内では広告は外してい...

 

今まではbooth、そしてdlsiteを経由して購入出来ました。

その間に完全版の配信延期が続きましたが、6月6日にSteamで完全版が配信決定となりました。

PC版を買ったけど、あっちは追加パッチが配布?販売?されるのは不明なので、こっちも買います(*’ω’*)b

 

人的に好きなゲームなので、改めてこのゲームをおすすめしたいと思います。

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クラブ・スーサイドについて

このゲームは、簡単に言えばサウンドノベルゲーです。

内容については以前私が書いた記事から引用させて頂きます。

公式から出ているあらすじはこんな感じです。※一部伏字にしています。

 

『卒業式も間近、春の風吹き始める七日間。  少年達は自らの死を望む。』

人間関係の摩擦から逃げるように 気づけば不登校となっていたあなた。

久々に学校に来てみれば、ふと目についたのは 異質な部員募集ポスター。

その名も【クラブ・スーサイド(自〇同好会)】。

特に強い原因はないが、なんとなしに 「死にたい」と思っていたあなたは 興味半分本気半分でクラブを覗きに行ってしまう。

しかし、クラブに集まった五人の少年達の “今から七日間で完全にこの世への未練を絶ち、自ら命を断つ” という本気さに気圧され、 自〇することに恐怖を感じ、早くも 「生きたい」と思ってしまう。

が、今更本気で死を目指す少年達の前で 「やっぱり死にたく無いです」 などと言える立場も勇気もあるわけがなく…… 胸に秘密を抱えながら、死にゆく少年達の想いと陰を追う 奇妙で悍ましい七日間が始まったのだった。

クラブ・スーサイド/物語

最初は自〇を考えたが、怖くなって思い留まった引きこもり系女主人公(以下デフォネームの林檎ちゃんと呼びます)が、

本気で自〇を考えている男子生徒5人(+追加シナリオ1人)の自〇を見届ける為に、女主人公が1週間彼等の内1人と行動を共にする物語です。

 

クラブ・スーサイド3

また、物語のメインとなる男キャラは全員陰キャです。(※公式設定です)

左から紹介しますと…

  • 財膳 絵馬(分かりやすく陰キャ)
  • 枢姫 色(チャラ男っぽい陰キャ)
  • 右睡 真咲也(夢見がち系陰キャ)
  • 喰ヶ島 蜜木(一匹狼っぽい陰キャ
  • 舞渕 明陽(社交性高め陰キャ

という感じです。

 

…一瞬「陰キャとは?」と思う見た目や説明があるキャラも居ますが、プレイすれば私の雑な紹介の意味も分かると思います。

オープニング後、最初に誰か選ぶとそのキャラのルートに入ります。

 

パッと見は乙女ゲームですが、今作はキャラに寄って恋愛的な意味で結ばれない場合もあるのでご注意下さい。

 

甘い雰囲気が全く無い訳ではありません。

ですが、今作の主軸はあくまで林檎ちゃんとキャラが7日間をどう過ごすか、何を為して男キャラが生か死のどちらを選ぶかです。

 

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クラブ・スーサイド完全版は以前のbooth&dlsite版と何が違うのか

UIやスキップ機能が強化

恐らく私がダラダラ書くより、下記の公式様の動画が一番分かりやすく説明されています。

以前のネタバレ抜きのクリア感想記事で、スキップ機能を使うと未読の部分もスキップされてしまう事に不満を書きました。

ですが、上記の動画を確認した所Steam版ではきちんと既読スキップが追加されています。

シナリオやBGMリメイク+ビジュアルがリマスター

UI以外にもdlsite等で配信したシナリオが一部リメイクされるみたいです。

全体的には良作と言えるゲームだったんですが、キャラに寄って物足りなさを感じてしまったシナリオもありました。(個人的に舞渕さん√に期待)

どこが変更されたのか楽しみにしつつ、また1からプレイしたいと思います。

 

BGMもどれも素敵だったので嬉しいです、ビジュアルは…分かりそうなのはスチルかな?(;^ω^)

現行版に「字読 綴」のシナリオが追加

以前のPC版では前述の5人のみプレイが可能でした。

全員プレイしても、1つだけ謎が残されたままゲームは終わっていましたが…

Steam版では字読 綴 (あざよみ つづり)が攻略キャラに追加されました。

彼と林檎ちゃんがどんな7日間を過ごすのか、また以前残された謎が判明するのかとても楽しみです。

現行版は配信後、追加シナリオを配信予定

今回追加されるのは綴さん√だけかと思ったら、他のキャラも追加シナリオも順次配信されるみたいです。

三つ編みにしてるっぽい右睡さんが可愛いのと、長めだった髪を短髪にしてる色君が良い。

そして右端は恐らく、舞渕さん…?えっ、見た目変わりすぎじゃない?( ゚Д゚)

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おすすめ出来るポイント

魅力的なキャラクター

この作品の魅力は、まずは登場するキャラクターだと思います。

「7日間で男性キャラが自〇するか否かを見届ける」という重いテーマでありますが、決して全員が後ろ向きなキャラではありません。

 

表向きは自〇など考えそうに見えない見た目や生活環境のキャラ、何か目標があったり、

自〇という決意に真摯に向き合っているキャラが殆どです。

「現実でもこんな人は居るよね」というキャラばかりなので、決して自〇は他人事じゃないと思わせてます。

 

一方、主人公の林檎ちゃんもコミュ障気味の元引きこもりです。

作中でもテキストはキャラとの会話より林檎ちゃんの心理描写の方が多く、表向きはお世辞にも前向きなキャラとは言えません。

ですが、内心は人の心に対してとても敏感で、自〇をしようとしているキャラ達の心に寄り添おうと彼女なりに頑張り行動する姿が印象的です。

 

プレイヤー目線でも思うようなツッコみをしてクスッと笑わせてくれる場面もあり、

今作を過度に暗い雰囲気にしない貴重な存在です。

 

各キャラの魅力を詰め込んだ繊細で泣けるシナリオ

自〇というテーマから、各キャラのシナリオもどこか陰鬱な雰囲気で進むのかと思う方も多いでしょう。

ですが、決してそんな事はありません

 

キャラに寄ってはデートをしたり、キャラの意外な一面を知ったり、目標に向かって一緒に行動したりと、

前半は平和な日常パートが進みます。

その間にそのキャラは何故自〇を決意にするに至ったのかという謎解き要素もありつつ、キャラの内面を知る事で自然と愛着が湧いてきます。

 

そして7日目には自〇するという時間制限があるからこそ、各キャラと過ごす1日がとても大切なものになっていきます。

キャラの情報が増える程に、「キャラが本当に願っているのは何か」を考えさせられます。

 

そんな中で最終的に7日目に生か死かを決めなくてはなりません。

ですが、キャラに寄っては生=ハッピーエンド or 死=バッドエンドという単純な答えにはなりません。

そのキャラの結末に感動の涙を零す結果になるか、後悔の涙を零す結果になるかはプレイヤーの選択に寄って決まります。

 

そのキャラにとって生か死はどのような結末を迎えるのか、是非プレイして見届けて下さい。

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1つでも当てはまればプレイを控えた方が良いと思うポイント

「おすすめする記事なのに何でネガディブ要素入れてんだ」と怒られそうですが、

この作品のテーマと描写はプレイする人を選ぶと思います。

 

好きなゲームだからこそ、騙し討ちのような真似をして不快になったり、傷つく人を一人でも減らしたいと思うので書きます。

精神的に不安定な時

この作品は自〇というテーマもあり、エンディングでキャラが自〇する直接的な描写がスチル(一枚絵)として表示されます。

具体的な方法は流石にぼかしているものの、精神的に不安定な時はどうしてもネガティブな思想が引っ張れてしまうんじゃないかと思います。

実際、私もこのゲームをプレイしている時、精神的に沈んでいる時や体調が悪い日はプレイを控えていました。

 

精神的な症状は人に寄って違うので、元気な日もあれば落ち込む状態が続く日もあると思います。

少しでも不安な場合は、プレイしない方が精神衛生良いと思います。

心の健康を最優先にしましょう(*’ω’*)b

流血描写が苦手な方

この作品は体の一部が欠損したり、内臓が飛び出るような過度なグロ描写はないものの、

キャラの流血描写が遠慮なくあります。

 

アニメや漫画みたいに額に血が垂れてる程度ではなく、血がドバドバ出たりキャラが血まみれになるスチルがあるので、

流血描写が出血量関係無くダメな方は、体調に影響を及ぼす場合があるのでおすすめしません。

 

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まとめ

今回の記事を簡単にまとめますと…

  • 完全版では新キャラのシナリオが追加
  • 既存シナリオ・音楽・グラフィックがリメイク
  • 随時追加シナリオが配信予定
  • キャラ&シナリオ共に良質でおすすめ
  • でもメンタルが不安定&流血描写がダメな人には非推奨のゲーム

配信や発売延期を重ねたゲームは、クソゲー化したりバグまみれになったりと何か問題が起こる事はゲームあるあるなので若干不安ではあります。

ですが、旧PC版は自信をもって良作と言える出来だったので、今からプレイが待ち遠しいです。

 

以前のように全キャラプレイ後に全体的なレビュー記事を書く予定です。

しかし、完全版の各キャラシナリオの感想はネタバレ防止も兼ねて書かない予定です。

旧PC版は「未完成状態だから、まぁ良いかな?」と軽い気持ちで書きましたが、流石に完全版の方は自重します(;^ω^)

 

この記事で一人でも完全版クラブ・スーサイドをプレイする方が増えたら嬉しいです。

それではっ!